皮膚科の主な対象疾患・症状

湿疹

アトピー性皮膚炎

じんましん

乾癬

ニキビ

水虫(白癬)

虫さされ

巻き爪

いぼ

ほくろ

やけど

けが(外傷) など

皮膚病と上手につき合う

皮膚は体の表面をすっぽり覆って、その内部の大切な器官や臓器を守り、体温を調節し、また体の水分や体液が失われないようにしています。体を正常な状態に保つ上で、とても大切な役割を担っているのです。そんな皮膚に生じた病的変化が皮膚病であり、実にたくさんの種類があります。原因も様々で、外的因子によるもの、内的因子によるもの、加齢によるものなど、極めて多様です。

皮膚科においても、もちろん原因を把握することは大切なのですが、まだ原因のつきとめられていない皮膚疾患も存在します。治療にあたっては、簡単に治るものもありますが、根気よく気長につき合っていく必要のある慢性疾患も少なくありません。しかし、適切なスキンケアと軟膏などによる外用療法、内服療法などを行うことによって、より良い状態を保ち、こうした皮膚病とも上手につき合っていくお手伝いをいたします。

皮膚病の予防・治療

皮膚病の原因には、いろいろなものが挙げられますが、特に日常生活の過ごし方が大きな影響を与えています。脂っこいものや甘いものを食べ過ぎたり、睡眠不足やストレス過多な生活を送ったりしていると、皮膚トラブルを招きやすくなります。
バランスのとれた食生活をし、夜更かしを避けて十分な睡眠をとり、適度な運動を心がけましょう。ストレスをため込まないように、上手に気分転換を図ることも大切です。また、紫外線を過剰に浴びることも皮膚にはダメージになりますから(光老化)、日傘や帽子を利用して、日焼け対策を行うことも肝心です。

こうした一見あたり前のような健康的な生活を送ることが、皮膚疾患の予防と治療につながるのです。

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